以前からご依頼頂いている千葉ぶどう園さんのカべルネ・ソーヴィニヨン赤ワインK493です。ワイナリーさんが変わことでラベルも一新させるためのご依頼です。
ラベル全体はK493のKをベースとした赤色を基調にしたラベルで、前回のS452同様、K493という商品名を分かるようにレイアウトしています。小さくて(細かすぎて)見えづらいですがイラストはあおきもの.によって新ラベルのためだけに描かれた作品です。富士山の山の神、木花咲耶姫(このはなさくやひめ)がモチーフとなっている事は前回も同様ですが、このイラストについての現象(錯覚)について紹介します。
結論から書かせて頂くと「シミラクラ現象」を狙って描かれています。シミラクラ現象とは、要約すると3つの点や矩形がそれぞれ三角形の頂点の位置に配されている時、何か顔のように見える現象の事を言います。三又のコンセントの穴であったり、車の両脇のヘッドライトとバンパーで顔に見えたりする事です。
このシミラクラ現象が分かったところで木花咲耶姫と狛犬以外に何かが見えてきましたでしょうか。ヒントは山岳信仰系・妖怪または時と場所により神格化されているものです。
このワインは辛口ですがS452白ワイン同様にスッキリと飲めてしまうため飲みすぎには注意してください。
K493の名称由来などは右下のリンク先をご確認ください。